【 607 】  令和4年3月1日 かながわケアマネ隊の皆さまへ

【かながわケアマネ隊】をご存じですか?

今日は、少しだけ長くなります。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。

阪神淡路大震災。
1995年1月17日5時46分。
あの日から27年。
忘れてはいけない日であり祈りの日です。

そして、
2011年3月11日14:46
東日本大震災から10年(11年)が経ちます。
あの日を私たちは永遠に忘れることはありません。

 私は当時、神奈川県介護支援専門員協会の理事長を務めていました。
そのような縁もあり、「かながわケアマネ隊」を発足し、震災から1か月後の2011年4月15日に宮城県石巻市・女川町を訪れました。そして、4月を皮切りに同年10月まで活動を展開してきました。その間に活動に参加してくれた神奈川県内のケアマネジャーが延1000人以上となりました。

 活動当初は、石巻市からスタートし、家屋の泥かき。住民調査からスタートしました。その後、女川町に活動の場を移し、女川町の保健師(現介護保険課長)さんをコーディネーターとして、避難所での住民調査、仮設住宅での住民調査、その状況を入力して町へお渡しする。結果を踏まえて、リスクの高い町民のサポートに町のスタッフが入る。そのような活動でした。

 その後、2012年からは「訪問介護員養成講座」を女川町と女川町社会福祉協議会と神奈川県介護支援専門員協会の共催にて実施、最年少18歳から60代の方まで約30名が訪問介護員の資格を取得し、時に介護専門家として、時にボランティアとして町民同士の支えあいが推進されました。それからは、石巻にある地域包括支援センターとの共催により、「復興街づくり事業」の一環として、毎年活動をしてきました。新型コロナウイルスの影響により令和2年から同地を訪れることができていませんが、10年の縁をいただいています。

 これらの縁を繋いでくれた方。それが宮城県石巻市で介護事業所の代表を務める「ぱんぷきん介護センターの渡邊智仁さん」でした。石巻での活動、女川町での活動。それらの橋渡しをしてくれたのが渡邊さんでした。自分たちのことだけで精一杯だった中で、「本気で神奈川から応援に来てくれたのだから地元民として・・。」という思いから。

 令和4年3月1日  未来塾IN藤沢を開催します。
 震災から10年を振り返り10年後の未来を見据える。
 宮城県石巻市より渡邊さんが藤沢に来られます!


 詳しくはチラシをご覧ください。
 想いは形に・・その言葉を今も忘れていません。






 

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