【最新号】 月刊ケアマネジャー 7月号 でました。

今年の4月から連載させていただいております「月刊ケアマネジャー(7月号)」が発売されました。

今回から本格的にケアプラン(第1表から第3表)の書き方。
まずは、第1表の「利用者及び家族の生活の意向」と「介護認定審査会の意見及びサービスの指定」についてです。

年間で多くのケアプランを拝見させていただく機会がありますが、「意向欄」って、介護支援専門員と利用者との会話を感じる項目の一つだと私は思っています。それは、利用者や家族の「生き方・暮らし方」に対してどこまでケアマネジャーが話を聴いているか、聴こうとしているか、その意向を引き出そうとしているか等が表れているように感じます。

確かに、今後の生活の意向について、突然に聞かれた利用者や家族が「分からない」「思い描けない」ということも真実だと思います。その結果、「今まで通りの暮らし」、「できることができれば良い」、「自宅での生活を継続したい」という言葉(表記)が圧倒的に多くなるとも言えます。

自宅で暮らしたいことも正直な意向。
できることが継続できる暮らしも正直な意向。
今まで通りの暮らしも正直な意向。

でも、その人の想いや姿が文章からは全く想像ができないのです。
ケアプランから、その人やチームの想いや専門的ミッション。そして、暮らし方、生き方が見えてくることがあります。

単行本には書ききれなかったこと。
連載記事にも書ききれなかったこと。
今後の研修をメインにして、時々はこの「つぶやき」でもつぶやかせてください。

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